名大附属中の作文対策|自分の考えを伝えるための添削と書き直し

名大附属中を目指す小学生と保護者の方へ

作文の練習では、書くことに加えて、自分の考えが伝わるか読み返してみましょう。

作文を書いた後、どこを直せばよいか迷うこともあるかもしれません。まずは、問いに答えているか、自分の考えと理由がつながっているかを確かめてみてください。

この記事では、名大附属中の募集要項で確認できる検査内容と、家庭で取り組める一般的な見直し・書き直しの方法、個個塾の公式案内にある作文対策を紹介します。

なごや千種教室で講師と教材を見ながら学習する様子
なごや千種教室の個別学習の様子。作文添削の実施場面を撮影したものではありません。

名大附属中の作文では、どんな力を見られる?

学校公式の2027年度募集要項では、検査Ⅱは「作文等で思考力、表現力を問います」とされています。配点は30点、実施時間は30分です。

入学者は、検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの結果と調査書の審査を合わせて決定されます。作文だけで合否が決まるものではありません。受検に関する情報は、学校公式の入試案内・募集要項で対象年度の内容をご確認ください。

作文の練習では、難しい言葉を増やす前に、「自分はどう考えたのか」「なぜそう考えたのか」を読み手が追える文章にすることを意識してみましょう。問いに字数や内容の指定がある場合は、その条件を確かめることも必要です。

以下で紹介する方法は、一般的な作文練習のための提案です。名大附属中が公表した採点基準ではありません。

家庭で作文を見直すときの5つのポイント

文章の構成や表現を読み返して整える「推敲」は、小学校の国語でも扱われています。文部科学省の国語編解説を参考に、家庭で確認するポイントを5つに整理しました。

1.問いと条件に答えているか

何について書くよう求められているかを確かめます。字数や指定された内容があれば、書いた文章と照らし合わせましょう。

2.自分の考えがわかるか

読み終えた人に、自分の考えが伝わるでしょうか。途中で別の話題に移っていないか、結論が変わっていないかも読み返します。

3.理由や具体的な内容があるか

「大切だから」「楽しかったから」で止まっている場合は、どんな場面や出来事からそう考えたのかを思い出してみましょう。

ただし、経験を書く必要があるかどうかは問いによって異なります。具体例を入れること自体を目的にせず、問いに合う内容を選びます。

4.文章のつながりが自然か

意見・理由・例の関係を確かめます。話題が急に変わるところは、説明が足りないのか、文章の順序を変えたほうがよいのかを考えます。

5.言葉や表記に直せるところがないか

主語と述語のつながり、句読点、誤字、指定字数などを確認します。内容を整える練習と、時間を決めて書く練習を、準備状況に合わせて組み合わせましょう。

すべてを同時に直す必要はありません。今の文章で気になる点を選び、取り組める範囲で見直してみてください。

書き直しに迷ったら、直す点を一つ選んでみる

添削を受けた場合は、修正された言葉を写すだけでなく、「なぜ直すのか」を確かめてみましょう。

一度に多くの修正をするのが難しいときは、「理由を具体的にする」など、直す点を一つ選ぶ方法があります。

理由を具体的にする短い練習例

以下は、説明用に作った文章です。実際の生徒の答案・添削実績、入試問題や模範解答ではありません。

書き直す前

係の仕事は大切です。みんなの役に立つからです。私は頑張りたいです。

考えてみること

  • どんな係の仕事を思い浮かべた?
  • 何をすると、誰が助かる?
  • 自分が大切にしたいことは何?

具体的にした一例

私は、係の仕事で使った道具を元の場所に戻すことを大切にしたいです。次に使う人が探さずに活動を始められるからです。

この例では、行動と理由を具体的にしています。ただし、問いが自分の経験を求めているなら、経験について書く必要があります。例をそのまま覚えるのではなく、問いと自分の考えに合う文章にしましょう。

直した理由を、次の作文につなげる

書き直した後は、元の文章と読み比べてみてください。「理由を詳しくした」「意見と例のつながりを直した」など、変えた点を本人が説明できるか確かめます。

次の作文を書く前に、その点を思い出す方法もあります。練習の回数や分量は、学年、学校の宿題、受検までの時間に合わせて考えましょう。

保護者は、まず本人の考えを聞く

大人が文章を完成させる前に、「どうしてそう思った?」「そのとき何があった?」と聞いてみてください。

話せた内容を本人が短く書き留めることも、練習の一つです。直すところだけでなく、「この理由を読んだら考えがわかったよ」と、伝わった部分も具体的に伝えましょう。

個個塾の公式案内で確認できる作文対策

個個塾の名大附属中受検個別対策コースでは、1対2の個別指導と個別演習を組み合わせ、作文・面接は週末の集団演習でも準備します。

作文対策として、作文テキストと毎週の新聞要約を案内しています。また、平日の通常授業内と週末の集団演習で、継続して作文に取り組む方針が示されています。

具体的な添削の進め方、書き直しの扱い、受講日程は、学年や受講する教室に合わせてご確認ください。

相談するときは、「書き始めに迷う」「理由を説明しにくい」「時間が足りない」など、今気になっていることを伝えてみましょう。最近自分で書いた作文があれば、その内容も相談の材料になります。

個個塾千種教室の看板と建物外観
個個塾 千種教室。ご希望の教室の受講内容・日程は、公式案内とお問い合わせでご確認ください。

無料学習診断で、準備状況を相談する

個個塾では、小学4・5・6年生と保護者の方を対象に、適性検査のミニ体験、記述・作文力、面接の準備状況の確認と保護者個別相談を行い、学習プランを提案しています。

名大附属中対策の無料学習診断を申し込む

持ち物・所要時間・実施日時は、お申し込み後の案内でご確認ください。

対策を始める時期については、小4・小5・小6で考える名大附属中の準備も参考にしてください。

作文対策のよくある質問

作文をたくさん書けば、対策になりますか?

書く練習に加えて、書いた文章を読み返す時間もつくってみましょう。前回直した点を、次の作文で意識する方法があります。

親が文章を全部直してもよいですか?

まず本人が何を伝えたいかを聞いてみましょう。大人が全文を書き換える前に、一緒に確認する点を絞り、本人が言葉を選んで直す時間をつくる方法があります。

新聞要約と作文は、どうつながりますか?

要約は、書かれている大切な内容を選び、短くまとめる練習です。要約した内容と、それを読んだ自分の意見を分けて書くと、事実と意見を整理する練習にもなります。

作文が苦手でも、個個塾に相談できますか?

今困っていることをご相談ください。無料学習診断では、記述・作文力などの準備状況を確認します。具体的な指導内容と受講の可否は、学年や教室の募集状況に応じてご案内します。

受検制度とコース内容は、2026年10月6日に確認した公式情報に基づいています。見直しのポイント、家庭での声かけ、書き直し例は一般的な練習方法の提案です。