中学受験の塾選びに迷う保護者の方へ
個別指導か集団塾かは、志望校への準備と、本人が学びを進められる仕組みで考えましょう。
「中学受験は集団塾のほうがいい?」「個別指導だけで準備できる?」「習い事も続けたい」。塾の名前や授業形式だけでは、わが子に合うか判断しにくいものです。
まずは、志望校に必要な学習をどう進めるか、わからないところをどう確かめるか、授業後に自分で取り組む時間を取れるかを比べてみてください。この記事では、小学生の中学受験に向けた選び方と、個個塾で相談できる私立中受験の学習を紹介します。

個別指導と集団塾、どこを比べればいい?
一般に、集団塾は複数の生徒が同じ授業を受け、個別指導は少人数で個々の学習に対応する形式です。ただし、教材、進度、質問の方法、受験対策の範囲は塾やコースごとに異なります。個別指導にも先生と生徒の人数比があり、「個別」という名前だけで一対一とは限りません。
どちらかを一律に勧めるより、説明会や体験で次の点を確認してみましょう。
| 比較する点 | 集団塾で聞きたいこと | 個別指導で聞きたいこと |
|---|---|---|
| 学習の進め方 | 年間の進度と、授業についていきにくいときの補習・復習の方法 | 志望校までの計画と、理解に合わせて内容を調整する方法 |
| 質問と確認 | 授業中・前後の質問時間、わからない問題を残さない仕組み | 先生と生徒の人数比、説明の後に本人が解けるか確かめる方法 |
| 受験対策 | 対応する学校・科目、模試と過去問の活用、志望校相談 | 対応する学校・科目、受験用教材、模試と過去問を計画に入れる方法 |
| 授業以外の負担 | 宿題の量、テストの頻度、通塾・講習の予定 | 宿題と演習の量、追加授業や講習が必要になる条件 |
この表は比較のための質問例です。すべての塾に同じ仕組みがあるという意味ではありません。
仲間と同じ目標に向かうことが励みになるか、わからない部分を落ち着いて確かめられるかも、本人の感想を聞いてみましょう。「おとなしいから個別」「競争が好きだから集団」と性格だけで決めず、実際の授業での様子を判断材料にします。
志望校と、今できていること・困っていることを整理する
1.目指す学校の学習
学校公式の募集要項で、入試科目や検査内容を確認します。まだ志望校が決まっていなければ、候補と関心を伝え、どんな準備から始めるか相談しましょう。
2.授業後の理解
説明を聞けばわかるのか、一人で解くと止まるのか。問題や答案を見ながら、どの部分を支えてほしいかを具体的にします。
3.自分で取り組む時間
授業、宿題、解き直しを一週間の中で続けられるか確認します。わからないときの質問先も、学習計画とあわせて考えます。
「苦手科目」より、つまずく場面を伝える
たとえば算数なら、「計算は進められるけれど、文章題で何を式にするか迷う」「解説を読むとわかるが、翌日に同じ問題を解くと止まる」と整理できます。これは相談のための例で、実際の生徒の事例ではありません。
集団塾にすでに通っているなら、今の先生に復習の優先順位や質問方法を相談することもできます。授業と家庭学習が回っている場合に、不安だけで別の授業を増やす必要はありません。
個別指導だけで進める場合も、全体の計画を確認する
苦手な問題をその都度教えてもらうだけでなく、必要な科目・単元をいつまでに学ぶか、理解や進み具合をどう確認するかを聞きましょう。過去問に取り組む時期や、結果を受けて計画を調整する方法も相談したい点です。
集団塾と個別指導を併用する場合は、「算数の解き直しを支える」など役割を具体的にします。教材や宿題を追加する前に、今取り組んでいる学習との重なりを確かめてください。希望する併用への対応は、相談先の塾で確認しましょう。
習い事と両立できる?授業だけでなく復習時間も見る
曜日が空いているかだけでは、続けられるかはわかりません。学校、習い事、移動、宿題、食事や睡眠を含め、一週間の予定を書き出してみましょう。講習や模試のある週も確認します。
予定を比べるときの3つの質問
- 通塾する日に、移動を含めてどれくらい時間がかかる?
- 授業がない日に、宿題と解き直しの時間を取れる?
- 習い事の大会や学校行事と重なったとき、振替や学習の調整を相談できる?
たとえば、火・木曜日に習い事があるなら、それ以外の曜日に授業を置けるかに加え、どの日に復習するかも考えます。これは予定を整理するための例です。毎週の復習時間や必要な授業回数は、学年・志望校・今の理解によって変わります。
「個別なら必ず両立できる」「集団塾では習い事を続けられない」とは決めつけず、実際の時間割と学習量を比べましょう。費用も月謝だけでなく、教材、模試、季節講習、追加授業などを含めて確認すると、通い方を検討しやすくなります。

個個塾では、志望校に合わせた私立中受験の学習を相談できます
個個塾の私立中受験コースは、小学4〜6年生を対象に県内の私立中入試に対応しています。志望校のレベルに合わせた中学入試プログラムをもとに、塾とご家庭で協力しながら学習を進めます。
小学部の1対2の対話式個別指導では、一人ひとりの目的や学力に合わせて学習内容を決め、必要に応じて前の学年にさかのぼって学びます。中学受験の相談では、現在の学年、志望校、これまで取り組んだ教材や答案、習い事などの予定をお聞かせください。
私立中受験コースでは、原則として遅くとも小4の3月、小5になる前から中学入試プログラムによる学習を進めることをおすすめしています。これは個個塾のコースの開始目安で、すべての中学受験に共通する期限ではありません。その後に始める場合も、志望校と現在の学力によって、一定期間の授業回数を増やすご提案をすることがあります。

今の学習と予定から、通い方を一緒に考えましょう
個個塾の無料体験では、お子さま・保護者の方・先生の面談で、目標や気になること、ご家庭の予定を伺います。体験授業の後は、学習を振り返り、今後の計画を一緒に考えます。
中学受験を検討している方は、希望校や現在の学年、学習で気になっていることをお聞かせください。面談で目標やご家庭の予定を伺い、体験授業の曜日・時間帯をご相談します。
通い始める時期に迷う方は小学生の塾はいつから?もご覧ください。名大附属中を検討している方には、名大附属中の対策はいつから?で学年ごとの準備を紹介しています。
中学受験の塾選びでよくある質問
個別指導だけで中学受験を目指せますか?
個別指導でも受験に対応するコースがあります。ただし、対応する学校・科目や学習の進め方は塾ごとに異なります。志望校に必要な学習を一通り進める計画と、理解・進度を確認する方法を聞いてから検討しましょう。授業形式だけで合格を保証することはできません。
志望校が決まる前でも相談できますか?
志望校がまだ決まっていない場合は、受験を考え始めた理由や本人の関心、今の学習で気になっていることをお聞かせください。個個塾の体験前の面談では、現在の目標やお悩みを伺います。
習い事はやめたほうがよいですか?
一律にやめると決めず、本人の気持ちと、一週間の授業・移動・復習の予定を見て考えましょう。学習が重なる時期に、回数や予定を調整できるかも相談してみてください。
集団塾と個別指導を併用したほうがよいですか?
併用が必要とは限りません。まず今の学習で困っている場面を整理し、現在の塾で相談できる支援を確認しましょう。併用する場合は、担当する科目や教材、宿題の量を具体的にし、役割と時間が重ならないか確かめます。
個個塾のコース・体験の内容は、2026年10月13日に確認した公式案内に基づきます。比較の質問や家庭での整理方法は本記事の提案です。入試科目・日程は志望校の最新の募集要項をご確認ください。